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投稿日:2022.10.22  更新日:2022.10.25

土屋 亮輔の道– 脳神経外科医から救急医へ

なりたい職業,『医師』

私が医師を目指したきっかけは,ずばり江口洋介演じるドラマ『救命病棟24時の進藤先生』に憧れたからです。颯爽と救急外来に来てはどんどん患者の処置をする姿に憧れて医師になろうと,幼いながら思いました。
初期研修をする中で当然ながら憧れの救急へ進むことも考えましたが,研修中の救急の上司から『専門診療科へ一度進んでから救急へ進むことを考えてみるのもいいのでは?』と提案されたこともあり,大学生の時から興味のあった脳神経外科へ進むことにしました。


学生時代


研修医時代

 

脳神経外科医の道

日本屈指の症例数と高い技術力を有する点に憧れ埼玉医科大学国際医療センター 脳卒中外科の栗田先生の下へ入局することとしました。5年間御指導を頂きましたが,埼玉医科大学国際医療センター以外にも一流病院で研修をさせて頂き,豊富な症例数,高い技術力を経験できたことは医師人生の財産となりました。

脳神経外科医として働く中で,技術を高め一流になることにも憧れましたが,幼い頃からの夢である進藤先生のようになりたいという想いがなくなることはありませんでした。幼少期からの夢を追いかけるために埼玉医科大学国際医療センター救命救急科へ入局させて頂くことになったのです。


脳神経外科医時代

 

幼いころからの『夢』への挑戦

救命救急という場に飛び込んでみて思うのは,新しいことにチャレンジし,新しいことを学ぶ毎日は大変ですが非常に充実しています。脳神経外科医の時には診ることのなかった疾患やより重症な患者を診療する中で一歩ずつ進藤先生に近づいている気がします(笑)。救急医の診療は非常に幅広く,内因性疾患から重症外傷,中毒から精神疾患まで多岐にわたります。もちろん,脳神経外科医として習得した技能や知識も活かすことができます。手術で得た技術や考え方は体幹部手術でも同様に活かせています。脳血管内治療で得たカテーテル操作やシース挿入の技術は緊急IVRやECPRなどで大いに役立っています。脳神経外科領域は幅広く脳血管障害,脳腫瘍,小児疾患,機能外科(てんかん,変性疾患),脊椎疾患など多岐に渡り,今でも救急医としての考え方の基盤になっています。

 

未来の自分

医師一人が診ることのできる疾患は,年数を重ねるごとにどうしても専門分野に限局されがちですが,救急医は逆に幅を広げることができます。もちろん,“何でもできるのは何もできないのと一緒”と揶揄する人がいるのは知っています。ただ,救急医だからこそ,全ての疾患や病態に精通し対応することができると言うこともできると思うのです。
だからこそ、どんな状況でも冷静に,そして的確に対応ができるように。サブスペシャリティとしている脳神経外科の技術だけではなく,開胸や開腹もできる救急医として成長していきたいと思います。そして,埼玉医科大学国際医療センターの救命救急センターを,『あそこに運ばれたら絶対に助かる』と地域の人から頼られるようにするのが夢です。

 

著者:土屋 亮輔 医師
卒後2年間の初期臨床研修を経て、埼玉医科大学国際医療センター脳卒中外科で5年間脳神経外科医として研鑽を重ね、2021年より幼少時からの憧れである救急医の研鑽を開始。

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