埼玉医科大学国際医療センター 採用サイト 救命救急科

助教 病棟医長 小川 博史

助教 病棟医長 小川 博史 - ブラックジャックを追いかけて

助教 病棟医長
小川 博史
HIROSHI OGAWA

埼玉医科大学医学部を卒業後、埼玉医科大学病院での初期臨床研修を行い、優秀研修医として表彰され、2009年4月より埼玉医科大学国際医療センター救命救急科入局。
入局後は日々研鑽を積み日本救急医学会救急科専門医を取得。埼玉医科大学病院 消化器・一般外科での研修を経て現在に至る。

憧れの背中へ

私には幼少時の経験等により医師を志すというような美談はありません。外科医であった父をみて育ちました。当時、携帯電話は普及しておらず、父はポケットベルを所持していました。遅くに帰宅後も不思議な機械からの音による病院からの呼び出しで再度出かけていく父を見て、医者って忙しいんだなと感じていました。

テレビドラマやアニメにでてくる“できる”医師に憧れ医学部に進学しました。私はブラックジャックの様ななんでもできる医者に憧れ、そういうかっこいい医者になりたいと思っていました。学生時代の臨床実習や研修医になってからの研修期間通じて感じたのは、その症状なら○○科、その病気は△△科というように細かく分かれており、漠然と思っていたかっこいい医師像との違いを感じながら、自分の理想とする医師像を模索していました。なんでも診て、なんでも治せるかっこいい医師像としてたどり着いたのは、やっぱりブラックジャックでした。そんなかっこいい医者になれるような場所、“医”の原点と位置される救急医療の中で、人を救うとういことを思い、救命救急科に入局しました。

救命救急科の診療体制

遠い背中、よりそう心

救命救急科では老若男女、疾病・外傷問わず診療を行います。当科の特徴として救命センターではないと治療困難な超重症患者さんのみならず、自分で歩いてこられる患者さんと様々な救急患者さんを診療します。

治療には命を救うだけでなく、可能な限り今まで通り、元の生活に戻れるようにと心がけています。しかし、すべてがうまくいくわけではありません。残念ながら助けられないこともあり、無力感に襲われ、もしブラックジャックだったらと考えることもあります。そんな日常の中で、突然身に降りかかる不幸な出来事を一緒に乗り越え、元気に笑顔で帰っていく患者さんをみるとうれしさと誇らしさを感じます。患者さん、ご家族からの“ありがとう”の言葉はがんばってよかったと、本当に励みになります。当院では『ありがとうメッセージ』というものがあり、メッセージを頂くことや、お手紙を頂くこともあります。直筆でのメッセージ、手紙は本当に心に沁み、グッときます。

ありがとうメッセージ お手紙
ありがとうメッセージ お手紙
救命救急科の診療体制

アナザーワールド、憩い

救命救急はいつ、どこで、どんな患者さんが発生するかわからず、また重症な患者さんが次々と搬送され、ハードかつ現場を離れられない過酷な労働環境であるとイメージされがちです。当科は二交代制をとっており、勤務明けに安心して帰れる体制を整えています。長時間労働による負担軽減、また休日の確保にも配慮しており、On Offをはっきりすることでプライベートの時間を充実して過ごすことができるようにしています。

空いたオフの時間はロードバイク好きな仲間と集まり、各地へサイクリングに出かけ、その地の美食を味わうといった楽しい時間を過ごしています。また二交代制勤務を利用し、平日の日中に、空き時間を作ることができ、週末の休みのみではなかなかできないことが混雑を避けて行えます。

私は学生時代にラグビー部に所属していたこともあり、RWC2019をとても楽しみにしていました。日本代表戦を含め計6試合の観戦にも行くことができ、休日の確保も柔軟な対応をしています。プライベートタイムの充実は仕事を集中して行う活力となり、日々の緊張感からリラックスできます。のどかなまちでの救命救急と、充実した生活をぜひ、私たちと一緒にすごしてみませんか

救命救急科の診療体制
救命救急科の診療体制

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