埼玉医科大学国際医療センター 採用サイト 救命救急科

救命救急科 救急医学全般 近江 光

“器用貧乏”こそが命を助ける

救命救急科 救急医学全般
近江 光
HIKARI OMI

千葉県市川市出身。日本大学第一高等学校卒業後、2013年埼玉医科大学入学。大学では、硬式テニス部、軽音楽部に所属。2019年より埼玉医科大学国際医療センターで研修開始し、2021年4月より救命救急科に入局。

理想の医師へ向かって

自分は、目の前で突然倒れた人や道端で倒れている人になぜか出会うことが多かったんです。平凡に生きてきた自分では、そんな人を目の前にして、足がすくんで何もできませんでした。そんな自分が悔しくて、救命ができるような医師になりたいと思いました。

神経領域と外科に興味があったので脳外科を進路に考えてましたが、研修が進むにつれて消化器外科の手術にも興味を持ち始め、入局先を悩んでいました。外科系に行きたいと思っていましたが、 “Management能力”や “Assessment能力”をもっと磨き上げたいと思ったのと、自分のなりたい医師にまだなれていないな、と思い救命救急科に進みました。

“器用貧乏“を目指して

自分の目指すところはまさに“器用貧乏”です。いつ・どんな時に・どんな患者が急変するかわかりません。“器用貧乏”はあまり良い意味では使われないけど、救命において、何か1つに特化したスキルを持つことよりも、幅広い知識と技術を持っていて、いかに選択肢が多いかで勝負が決まると思っています。求められるのは、“スペシャリスト”よりも、まさに“器用貧乏”ではないでしょうか。現場に必要な技術を持っている人がいて、その人にお願いすれば事は済みますが、最終的にそれら全てを自分で解決して、おいしいとこ取りをしたいと思っています。

救命救急科では、外傷はもちろんのこと、内科・外科疾患で搬送されてきた患者さんも他の診療科に振ることなく、治療することができます。他の三次救急医療機関に比べても圧倒的に救急疾患の幅広く、やりがいのあるところです。また、内視鏡検査や気管支鏡検査、IVRなどの手技も磨くことができ、ここで学べば急性期において、まず困る場面はないでしょう。まさにおいしいとこ取りですね。

外科に関して以前は、下部消化管穿孔やイレウスといった集中治療を必要とする症例が集まってましたが、Acute Care Surgery部門の立ち上げもあり、当医療圏内で発生した急性虫垂炎や胆嚢炎といった、集中治療が必要な症例からそうでない外科症例まで集まるようになり、外科も基礎から学べる環境になりました。これは、外科を目指していた自分からすると大変嬉しい限りで入局する一押しにもなりました。 急性期を学びたい人にとって、これほど恵まれた環境は他にはありません。

メリハリのある職場

意外かと思われますが、救命救急科はon offがしっかり分かれていて、二交代制での診療が維持されているため、長時間労働に配慮がされています。日勤帯は8時〜17時で、朝カンファから始まり、夕方カンファ・回診して終了です。当直帯は、17時の夕方カンファから翌日8時の朝カンファまでです。当直当日の日中と当直明けの時間を利用して、ゆっくり休んだり、勉強したり、平日にしかやってない役所や郵便局にも行けて、プライベートに配慮のある職場です。もちろん救急搬送が多かったり、病棟で忙しい時もありますが、チームで情報共有して、1人の負担が少なくなってる事も魅力の一つです。

「そんな勤務体制の救急科があるわけがないっ!!」と、疑う気持ちもあるかと思いますので、ぜひ一度見学にいらしてみて下さい!!

そしてチーム一丸となって一緒に患者さんを救いましょう!!連絡お待ちしております!!

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